社員インタビューINTERVIEW
文系出身の私が、
ものづくりの最前線へ!
資格取得を通してマネジメントを学び、
リーダーを目指す。

2021年入社
ソリューション事業部 T.M.

文系は「ものづくり」の世界に縁がない。
大学時代は、そう思い込んでいました。
大学では文学部文学科に所属し、考古学を専攻。縄文土器を発掘したり、資料を読み解いたりしながら、知的好奇心を満たす4年間を過ごしましたが、その学びが将来の仕事になっていくイメージはありませんでした。
就職活動を始めた当初は、不動産や食品、化学など、会社の規模や利益率、待遇面を重視していました。大学4年の春に一度内定は得たものの、コロナ禍の影響で就職活動はやり直しに。この経験をきっかけに「待遇や会社規模よりも、腰を据えてスキルを積み重ねられる、安定した環境こそが大事なのではないか」と考えるようになりました。
そんな思いに駆られている中、出会ったのがNSPです。日清オイリオグループの一員として、食品物流に強みを持ちながら、外販にも積極的に挑戦している点に大きな魅力を感じました。安定した基盤がありながら、新しいことにもチャレンジできる会社だと直感したんです。教育制度が整っていて、まさに腰を据えてスキルアップできる点も魅力でした。
入社から5年、あの時の直感は間違っていませんでした。大学時代は「文系はものづくりの世界に縁がない」と思い込んでいましたが、社内には文系出身者も多く、新人研修からOJT、実際のプロジェクトでの実践まで、段階を踏みながら経験を積み重ねていくことができます。知識ゼロからのスタートでしたが、最初の研修で基礎を学べたことも自信に繋がりました。今は「腰を据えてスキルを磨く」という自分のスタイルに合った成長を日々実感しています。

自分の言葉で説明する難しさを実感。
お客様の理解に繋がる「話し方」を重視。
1〜3年目までは、物流倉庫を管理するシステムの設計・開発を担当。使用頻度の少ない画面や、影響範囲の小さい部分からスタートして、徐々に入庫や出庫、在庫管理といった倉庫業務の根幹を担う機能の開発にも挑戦しました。入社後初めて開発したシステムが目の前で動いた時の感動は、今でも忘れません。
4年目は、既存の物流システムを他社向けにカスタマイズするプロジェクトに参加し、立ち上げから本番稼働まで担当。要件定義としてお客様の要望を聞き取り、システムに落とし込む流れや、動作確認のための総合テスト、ユーザー教育までを一貫して経験しました。3年目までの業務は社内完結していましたが、初めてお客様と直接やり取りを行い、自分の言葉で説明する難しさを学びました。
その時から特に意識してきたのが、相手が理解できる「話し方」です。一言で話し方といっても、声の大きさやスピード、伝え方の順番、敬語のレベルなど、意外に奥深いもの。まずは基本となる知識を簡潔に示して、難しいところは具体例や図解などで補い、確実に伝わるように工夫しています。伝える力がなければ、せっかくの技術や提案も活かされません。お客様に工夫してご説明した結果、「分かりやすかった」と言ってもらえた時には、自分の成長を強く実感します。


プロジェクトマネージャの
資格取得を目指して猛勉強中です。
現在は、新しい物流システムの立ち上げに参加しています。これまで培ってきた知見を活かし、検品作業に特化したサービスを開発するプロジェクト。新しい仕組みをゼロから作り上げていくプロセスは大変ですが、「自分が書いたプログラムが物流のインフラとして動き始める」と思うと、大きなやりがいを感じます。
次のステップとして目指しているのは、チームをまとめ、プロジェクトを推進するリーダー的立場に挑戦したいと思っているため、「プロジェクトマネージャ」の資格取得が目標です。資格受験料はもちろん、通信講座費用なども会社負担となるので、チャレンジしやすいですし、自分の勉強が仕事に直結する実感があるので、モチベーションが続きます。合格すれば評価にもつながり、自信にもなる。挑戦すればするほど自分の可能性が広がっていくのを感じています。
NSPには、先輩が「まずやってみよう」と背中を押してくれる先輩がいます。たとえ失敗しても、一緒に原因を考え、次にどうつなげるかを教えてくれる。そんな前向きな空気があるからこそ、未経験でも安心して挑戦できる環境だと思います。
そして、大事なのは、「オン=仕事」と「オフ=プライベート」のバランス。オンのときは全力で業務に集中、オフのときは切り替えて趣味や仲間との時間を楽しむ。このメリハリが、毎日をより充実させてくれます。社会人、結構楽しいですよ!
1日のスケジュール
- 9:00
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出社
1日の業務スケジュールの確認、メールやチャットの確認・返答
- 9:30
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業務開始
新しい物流システムの設計、開発、テストなどを実施
- 12:15
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昼食
コンビニで買って来て社内の休憩室でランチ。情報交換の場にも
- 13:00
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質問整理
上司や先輩へ質問するため、事前の質問整理などを行いリストアップ
- 14:30
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状況確認
後輩社員の進捗状況などを確認し、質問への回答やサポートを実施
- 15:30
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定例会
プロジェクトメンバーと進捗状況の確認や問題点の共有
- 17:30
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退社
翌日の朝にやるべきことなどがあればメモに残し、業務終了