導入事例

WORKS

コストメリットを感じるシステム導入に成功

大規模WMS
(倉庫管理システム)の
自社導入物流ソリューション

取引先に、106店舗・会員190万人超を抱え、店舗事業や宅配事業の物流を一手に担うA社。東京ドーム約2つ分の敷地内に隣接する、商品分類別の複数倉庫(在庫センター、通過センター、商品セットセンター)で取り扱う商品アイテム数トップクラスの大手企業です。毎年高額な物流システムリース料を支払っていたこともあり、自社でのWNS導入に踏み切りました。それまで10年間、A社の物流環境に伴うシステム変更を手がけてきたNSPは、顧客業務を理解した上での詳細な機能提案を実施。年に2回、物流現場の業務改善に繋がるニッチな領域の物流改善提案を行うなど、様々な要望に柔軟に対応しています。
倉庫イメージ

導入前の課題、ご要望

  • 毎年高額な物流システムリース料が必要となるため、自社導入でコストを削減したい。
  • 商品分類(グロッサリー、冷凍/冷蔵、農産など)で分かれている倉庫毎に、異なるWMSシステムの運用が必要。各種マテハン機器とのスムーズな連携も実現したい。
  • 複数拠点対応(在庫センター、通過センター、商品セットセンター)対応のシステムを導入したい。
  • 繁忙期や年末年始などのイレギュラー運用に、システム改修なく、柔軟に対応するシステムとしたい。

ソリューション・効果

  • リース料と比較し、コストメリットを感じるシステムの導入に成功。約5年で回収できた。
  • 導入前に様々なケースを想定し、運用テストやシステム切替テストを繰り返すなど、品質を重視。結果、段階的システム切替や並行システム稼働等の導入コストを抑え、スムーズなカットオーバーを実現し、システムトラブルの減少にも繋がった。
  • 取扱商品分類に応じたシステム対応を実現。例えば宅配事業では、毎週、大量に入れ替わる商品の格納ロケーションにおいて、商品特性、受注数やピッキング時の作業を加味した自動格納ロケーション設定機能を構築。店舗事業では、通常のCS出荷以外に、バックヤードの在庫数を減らすため洗剤1本から毎日届けるPS出荷業務に対応したシステムを構築するなど、現場の声に寄りそう柔軟な対応を行った。
  • 入荷から出荷まで、一連の作業に応じた各種マテハン機器との連携を実現。ハンディターミナルからソーター、仕分け、デジタルピッキング等のマテハン機器はもちろん、ピッキングロボットなどの最新マテハン導入まで対応した。
  • 複数の拠点(在庫センター、通過センター、宅配用セットセンター)、複数の倉庫に対応できる1つのWEBアプリケーションを開発し、提供した。
  • これまでA社のシステムを手がけてきた実績やノウハウを活用し、ハードウェアとソフトウェアの一括保守サービスを提供した。
  • イレギュラー運用に関しては、システム改修せずにマスタ情報の変更で柔軟に対応した。
  • ハンディターミナル用のシステムでは、一般的な入荷検品機能のほかにピッキング機能を構築。新人作業者でも正確かつ効率良く、ピッキング指示と検品が可能となる操作性を実現した。また性能においては、非通信型のグレードル形式のような応答速度で通信する、無線通信型のアプリケーションを完成させた。
システムイメージ図

お客様情報

業種 小売業
事業内容 店舗事業、宅配事業ほか
所在地 北海道

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