営業力強化に貢献
『Qlik Sense』を
使った
POS分析
テンプレート統合ITサービス
※BIツールとは、「ビジネスインテリジェンスツール」の略で企業が持つ様々なデータを分析・見える化して、経営や業務に役立てるソフトウェアのことです。
- 課題
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- POSデータの集計・整理に膨大な時間がかかっていた
- POSデータが有効活用されずに放置されてされていた
- POSデータの分析手法・スキルは個人に依存していた
- 解決策
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- BIツールを導入することで集計時間をほぼ0にした
- BIツールで容易にデータ分析に着手できる環境を提供した
- テンプレートを作成し、個人のスキルに頼らずに分析を行えるようにした
- 効果
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- レポート作成にかかる工数を削減でき、業務効率化につながった
- 社内での情報共有がしやすくなり、分析結果を経営判断に生かしやすくなった
- 様々な切り口からの分析により、全国の得意先への提案力・説得力がアップした
導入前の課題、ご要望
営業担当に負担がかかっているデータ分析の効率化、標準化が急務に。
日清オイリオグループの営業担当は、小売店へ品揃えなど拡販のため定期商談を行っております。その際、POSデータから見えるデータ分析をし、特売のタイミングや価格設定の提案などを行います。POSデータそのものは以前から導入されていましたが、個々の営業担当が膨大なデータの中から必要な情報を抜き出して集計し、Excelに落とし込んでグラフを作るという作業が発生していました。集計・整理に膨大な時間がかかるだけでなく「POSデータが有効活用されていない」「分析手法やスキルが個人に依存されている」などの課題も多く、効率化、統一化のために開発したのが、POS分析テンプレートです。
解決策
分析の専門家でなくても簡単に使える『Qlik Sense』を活用。
POS分析テンプレート開発にあたり、日清オイリオグループ側の情報部門と共同で比較検討し採用したのが『Qlik Sense』。名前のとおり、クリックだけの簡単操作でデータを取り出せるBIツールです。これまでのようにExcelを使わなくても、POSデータを使った最新状況の確認、過去や市場との比較などが簡単にできる「セルフBI」(利用者が自分で分析できる)は、専門知識のないユーザーでも、直感的な操作が可能。例えば「4〜6月の実績」を指示すれば、ワンクリックで14種類の表とグラフがでてきますから、集計時間はほぼ「0」です。その分、分析に多くの時間を割けるようになりました。
PDCAサイクルによるフォローでシステムの利活用を促進。
POS分析テンプレートにより、効率的な分析が可能となった項目は「商品別売上構成比」「商品別前年度の比較」「単価と売上金額・数量の相関関係」「日別売上推移」など多岐にわたります。ひとつの支店で導入にかかった期間は3ヶ月ですが、それ以上に力を入れているのが、約1ヶ月をかけて行われる利用者への教育です。最初に使用期間を設定し、その後フィードバック期間を設け、意見や疑問を聞きながら進めます。NSPでは開発のみならず、業務に沿ったPDCAサイクルによる手厚いフォローを重視。営業担当の分析能力を標準化し、提案力・説得力をアップさせています。
業務効率が大幅に向上。スモールスタートから全国展開へ。
各支店の営業部門が必要としているグラフや表について、ヒアリングしていくところからスタートしたPOSテンプレート開発。ベテランセールスの方の過去の提案資料や、外部研修から得たノウハウなども活用しながら、組み立てていきました。今では「集計作業や社内報告にかかっていた時間や負担が一気に軽減され、分析に注力できるようになったことで、提案内容の幅が広がった」という声が増え、業務効率の大幅アップにも繋がっています。今後は、機能性や操作性向上のためのバージョンアップを繰り返し、数支店でのスモールスタートから全国展開へと進めています。
使用技術
方式 | Webアプリケーション |
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工期 | 3ヶ月+教育期間1ヶ月 ※1支店あたり |
使用したツール | Qlik Sense |
データベース | SQLServer |
OS | WindowsServer |